ゆう整骨院 ゆう整体院

症状別まとめ

あなたのつらい症状に、ぴったりの対応を。

肩こり、腰痛、頭痛、不眠など、当院にご相談いただくお悩みは人それぞれ。
こちらでは、症状別に「原因・よくあるお悩み・対応方法」をまとめています。
自分の症状に合った情報を知ることで、少しでも不安や迷いが減り、安心してご相談いただけるようになれば嬉しいです。

あなたのつらい症状に、ぴったりの対応を。

肩こり、腰痛、頭痛、不眠など、当院にご相談いただくお悩みは人それぞれ。
このページでは、症状別に「原因・よくあるお悩み・対応方法」をまとめています。
自分の症状に合った情報を知ることで、少しでも不安や迷いが減り、
安心してご相談いただけるようになれば嬉しいです。

あなたのつらい症状に、
ぴったりの対応を。

肩こり、腰痛、頭痛、不眠など、
当院にご相談いただくお悩みは人それぞれ。
このページでは、症状別に「原因・よくあるお悩み・対応方法」をまとめています。
自分の症状に合った情報を知ることで、
少しでも不安や迷いが減り、安心してご相談いただけるようになれば嬉しいです。

ホームページ内にも記載していますが、自律神経やホルモンバランスの乱れや免疫力が下がると様々な症状が出てきます。そして、その症状により病院を受診されても原因がわからなく『不定愁訴』とされます。

不定愁訴を下記にまとめました。症状が複数当てはまる方は自律神経やホルモンの乱れがあるかもしれません。

・頭痛、耳鳴り、めまい、立ちくらみ
・のぼせやほてり、微熱
・手足の冷え、しびれ、痛み
・口の乾きや痛み、味覚障害
・目の乾きや目が開けにくい、疲れ目、なみだ目
・のどの異物感やイガイガ感、飲み込みにくい
・動悸、胸部圧迫感、息切れ、息がつまる、息ができない
・吐き気、胃の不快感、食欲不振、お腹が張っている
・便秘、下痢、便秘と下痢の繰り返し
・汗が異常に出てくる、汗が出ない、冷や汗をかく、手だけ汗が出る
・皮膚の乾燥やかゆみ
・頻尿、残尿感、尿が出にくい
・肩こり、腰痛、筋肉や関節の痛さやだるさ
・疲れやすい、眠れない、寝てもすぐに目が覚める、極度の睡魔
・イライラする、不安になる、落ち込む、やる気が出ない

交感神経が優位になる要因は、不規則な生活偏った食生活夜更かし仕事のノルマやプレッシャー人間関係のストレススマホタブレットパソコン運転テレビシャワー等様々な事が考える事ができます。一日の中で交感神経が優位になっている事が多いので、副交感神経を働かせる事が重要です。副交感神経が最も優位になりやすいのは入浴中と就寝中です。

肩の痛みのある患者さんから「私って五十肩ですか?それか、四十肩ですか?五十肩と四十肩の違いって年齢ですか?」とよく質問を受けます。
この質問をされると、この業界に入ったばかりの頃、師匠から「五十肩と四十肩の違いは?」と質問され、「年齢です。」と答えると、「違う!!」と言われ驚いたことを今でも思い出します。

五十肩や四十肩は別名凍結肩(アメリカなどでは、フローズンショルダー)と言われ、正式名称は肩関節周囲炎となります。Wikipediaによると五十肩(四十肩)は「年齢が40歳以降で肩に痛みと運動障害があり、明らかな原因がないという全ての条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。」と記載されています。明らかな原因がないとありますが、以下のような方はなりやすい傾向のようです。

・一日中デスクワークをしている方
・赤ちゃんを抱っこしている方
・長時間、下を向いて作業している方や腕を上げて作業している方
・若い時に野球などスポーツや仕事で肩を酷使し、肩を痛めたことがある方
・普段から姿勢が悪く、猫背の方
・不規則な生活習慣、寝不足、偏った食事、過度なストレスを感じている方
・加齢による筋力低下や関節の固さ など

すなわち、『同じ筋肉ばかりを使って疲労している』『以前痛めた肩が治っていない。もしくは、加齢による免疫力の低下。』『血液循環が悪い。血液がドロドロ』『ホルモンバランスの乱れ』『運動不足』『自律神経の乱れ』により、五十肩や四十肩が発症するということになりますね。

当院では筋肉の疲労を軽減させるのはもちろんの事、弱っている内臓を見つけホルモンバランスと整えていきます。自律神経の乱れがあるかチェックし、乱れがある場合はアロマオイルを使い施術していきます。(首などに若干付着する事もございますが、お着替えは不要です。)

五十肩や四十肩の痛みで夜眠れない痛みに耐えている肩の運動制限がありストレスを感じている等のお悩みがある方はお気軽にご相談ください。

私たちは人生で約27年間、1日にすると三分の一程度の時間は寝ています。一日に最低でも4時間の睡眠が必要と言われており、睡眠は身心を回復させることにとても重要です。みなさんは毎日使っているある物、気にしていますか?

ある物とは『枕』です。今回は『枕の高さ』について書いていきます。

枕についてですが、日本の全人口3割の方が間違っているそうです。枕の高さが合っていないと首や肩の筋肉が長時間張っている状態になっており、首や肩にコリや痛み、重いように感じるときもあります。
筋肉が張り続けることで血液循環が不良になって、頭痛や不眠に陥る人もいます。
また、背骨は首から腰まで繋がっているので、首の骨がゆがんでしまうとバランスを取ろうとして腰の骨がゆがみ、その結果腰に痛みが出てくることもあります。

枕の高さは、男性の方で約4㎝女性の方は約3㎝程度が良いとされていますが、子供のときに柔らかい枕を使っているか硬い枕を使っているかで好みが変わってきます。また、がっちり体系の人や定期的に運動をされている方は硬い枕を好み、細身の方は柔らかい枕を好む傾向にあるようです。
高さや硬さなどいろいろ書いていますが自分のフィーリングで選ぶのが一番と思います。枕を購入されるときは実際横になれるなら一度寝て、寝返りもやってみましょう。

枕が高すぎると顎(あご)を引く形になるので、気道が狭くなり鼾(いびき)をかきやすくなります。
枕が低すぎると、首や肩のコリだけでなく顔の浮腫みに繋がります。血液や老廃物は高いところから低いところに流れるためです。

正しい枕の高さになると、呼吸はしやすくなり寝付きも良くなります。
枕の正しい使い方についてですが、稀に頭部に枕をされる方がいますが、首と肩の隙間を埋めるように頭部ではなく、首の下に枕を入れるようにしてください。

猫背・肩こり・首の痛み・腰痛の方は寝る時にどんな寝方していますか?自分が寝るときのことを思い出してください。
寝相は良い方ですか?よく寝返りしますか?寝相が悪い方が健康と言われています。

高齢者より成人、成人より子供の方が健康なのは何となくイメージできると思います。赤ん坊や子供の方が寝相は良くないですよね。
朝起きると頭と足の位置が変わっていることもあります。子供の寝相が悪いときや寝返りをよくしているときは喜びましょう。

話がそれましたが、猫背・肩こり・首の痛み・腰痛の方は横向きやうつ伏せで寝ている傾向があります。
みなさんそれぞれ寝つきやすい姿勢があると思いますが、横向きで寝ると…下にしている肩や腕に体重がかかり、神経を圧迫してシビレやすく、血行不良や寝違えも考えられます。そして、体を丸めた状態になりやすく、寝ながら猫背の姿勢になってしまい、肩が内側になって巻き肩になる可能性が高くなります。

巻き肩になると肩甲骨の下部が開いてしまい、肩甲骨の動きが悪くなるので、肩こり首の痛みが出やすくなり猫背を悪化させます。但し、無呼吸症候群の方や妊娠中の方には適した寝方になります。

うつ伏せで寝ている方は、呼吸をしやすくするため必ず首は横向きになります。そのため首の骨がねじれ筋肉が張り、肩こり首の痛みの原因になります。
首がねじれると体はバランスを取ろうとするので、全身の骨のゆがみ股関節をひねりO脚腰の骨もねじれて腰痛の原因にもなります。意外と思うかもしれませんが、仰向けで寝るとアゴにかかる負荷は約5㎏あり、うつ伏せでは約2倍の負荷がかかっています。
うつ伏せで寝るということはアゴを圧迫して歯並びも悪くなってしまう可能性があり、顎関節症の方は要注意ですね。

仰向けは骨盤のゆがみが出ず一番身体がリラックスできる姿勢になります。少し手足を広げて小さい「大」の字が良いとされています。呼吸が深くなり、寝返りもしやすく、良い睡眠には最良です。
猫背・肩こり・首の痛み・腰痛などがひどくなる前に仰向けで寝る習慣をつけましょう。

仰向けで腰に痛みが出る方は、ひざを曲げて寝るようにしてください。曲げたひざ下にクッションなどを入れて腰と寝具の隙間が埋まるように高さを調整しましょう。または、足を上げてふくらはぎの下にクッションなどを入れて腰の隙間が埋まるようにしてください。
心臓の高さより足が上がるので、血液が心臓にかえりやすくなり、足のむくみにも効果的です。

あなたの健康は、あなたの意識と少しの手間で変わります。あなたが健康になることで、あなたのご家族も笑顔になられることを願っています。

寒くなってくると肩こりでつらかったり、ぎっくり腰になったりしていませんか?同じ姿勢をずっとしていると、筋肉を使っているところがいつも同じになってしまい筋肉疲労で硬くなります。また、痛みをかばう動作で身体の違う部分に不調が出てくることがあります。

そうならないために痛みやつらい症状は、我慢せずになるべく早く治すほうが早期改善につながり、身心共に快く毎日を送れますね。同じ姿勢が多い方や痛みや不調がない方はしっかりとセルフケアして予防していきましょう。

今回は肩や肩甲骨周りのストレッチを紹介させていただきます。ストレッチの目的は「筋肉を良好な状態にする」ことで、効果は①筋肉や周辺組織の柔軟性の改善②筋肉の緊張緩和③血流改善④神経機能の向上⑤筋肉量低下の抑制 などです。

これらは筋肉の痛み緩和や関節を動かしやすくする、身体のパフォーマンスの改善、障害の予防などがあります。例えば…筋肉の柔軟性が不足した状態でスポーツを行うと、捻挫や肉離れ(挫傷)を起こしやすいですが、ストレッチにより柔軟性を改善するとケガは少なくなります。

『体が柔らかい人はケガが少ない』と昔から言われていますね。メジャーやプロ野球で活躍しているイチロー選手はネクストバッターボックスでは、常に体を動かしていると聞いたことがあります。

ストレッチの注意

 無理をしない
無理に筋肉を伸ばそうとすると、筋肉やスジ(太い筋肉や腱)を痛める可能性があります。人と比較しがちですが柔軟には個人差や男女差があります。自分に合ったことを毎日できるように習慣にすることが重要です。

 温まった状態で行う
冷えた状態では筋肉が硬いので「入浴後にストレッチを行う」または「事前に軽い運動を行う」ことでより効果が高くなります

③ リラックスして行う
精神的に緊張しているときは筋肉も緊張しています。また、呼吸と止めると筋肉が硬くなります。リラックスして呼吸をして下さい。

 ケガをしたときは行わない
捻挫などしたときは炎症を広げてしまう可能性が高いので避けて下さい。

 ゆっくり行い、適度に伸ばした後は20秒程維持する
筋肉を早く動かすと体の防御センサーが反応して筋肉が硬くなり、逆効果です。


肩や肩甲骨のストレッチ
ストレッチを行う前と後にして下さい。

① 肩に手を置き、前後に5回ずつ肩を回してください。
背中の肩甲骨が動いているか意識しながらやっていきましょう。

② 腰に手を当てて立ちます。

③ 肩をいっぱいまで上げ3秒息を吸います。

④ 肩を思いっきり下げて3秒息を吐きます。
肩が前に出ないように注意しましょう。3回やってみましょう。

⑤ お尻の前で手を組み、腕を上げて10秒保持します。
3回やってみましょう。

東洋医学では、色・方角・季節(土用含む)・臓器・感情など様々に分類されている陰陽五行説というものがあります。冬は五行で『水』に当てはまり、臓器では『腎臓』になります。私たちの体にある腎臓という臓器は腰の上部に左右あり、握りこぶしくらいの大きさといわれています。

腎臓の役割は①~⑤になっています。

① 老廃物を体から出す
血液をろ過して老廃物や塩分を尿として体外へ出しています。また、体に必要なものは再吸収して、体内に留める働きもしています。腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物がたまり疲れやすかったり、だるくなったりします。

② 血圧の調整
塩分と水分をコントロールして血圧を調整しています。血圧が高いときは塩分と水分の出す量を増やして血圧を下げ、血圧が低いときは塩分と水分の出す量を減らすことで血圧を上げます。また、腎臓から血圧を維持するホルモンが出ています。腎臓と血圧は密接に関係し、腎臓の不活性によって高血圧になることもあります。
また、高血圧は腎臓に負担をかけ、腎臓の働きを悪化させることもあります。

③  血液を作る
血液は骨髄の中にある細胞が腎臓から出るホルモンによって刺激を受けて作られています。腎臓が不活性になると、このホルモンが出てこなくなってしまうため、血液が十分につくられず血液量が少なくなり貧血気味になります。

④ 体液量・イオンバランスの調整
体の体液量やイオンバランスの調節を行い、体に必要なミネラルを体内に取り入れる役割をしています。腎臓が不活性になると体液量の調節がうまくいかず、体のむくみにつながります。また、イオンバランスが崩れると、疲れやめまいなど体にさまざまな不調が出てくることがあります。

⑤ 骨を作る
腎臓と肝臓でビタミンDを活性化させています。ビタミンDは活性化されないと体内では使うことができません。活性型ビタミンDはカルシウムを体内に吸収させるのに必要になってきます。腎臓が不活性になると、活性型ビタミンDが低下してカルシウムが吸収されなくなってしまい、骨が弱くなるなどの症状が出てきます。

ということをしてくれています。
腎臓が不活性になると、むくみ・だるさ・食欲不振・頻尿・夜間尿・尿毒症・吐き気・嘔吐・頭痛・めまい・貧血・高血圧・耳鳴り などの症状が出てきます。また、陰陽五行に肩や腰を当てはめると『水』になるので、肩こり腰の痛み、膝の痛みに関係してきます。

腎臓に良いとされる食べ物は

大豆・豆腐・高野豆腐・納豆・小豆・わかめ・海苔・昆布・ひじき・もずく・ソバ・きくらげ・干ししいたけ・黒ゴマ・豚肉・あさり・牡蠣・めざし・じゃこ・里芋・サツマイモ・栗・クルミ・大根・切干大根・ごぼう・れんこん などです。

良いからといって食べ過ぎてはいけません。見ていただくとわかるように、主食になるものは少ないので、バランスの良い食事の副食として食べるように意識していきましょう。

同じ姿勢をずっとしていると、筋肉を使っているところがいつも同じになってしまい筋肉疲労で硬くなります。また、痛みをかばう動作で身体の違う部分に不調が出てくることがあります。そうならないために痛みやつらい症状は、我慢せずになるべく早く治すほうが早期改善につながり、身心共に快く毎日を送れますね。
同じ姿勢が多い方や痛みや不調がない方はしっかりとセルフケアして予防していきましょう。

ストレッチの目的は「筋肉を良好な状態にする」ことで、効果は①筋肉や周辺組織の柔軟性の改善②筋肉の緊張緩和③血流改善④神経機能の向上⑤筋肉量低下の抑制 などです。

これらは筋肉の痛み緩和や関節を動かしやすくする、身体のパフォーマンスの改善、障害の予防などがあります。例えば…筋肉の柔軟性が不足した状態でスポーツを行うと、捻挫や肉離れ(挫傷)を起こしやすいですが、ストレッチにより柔軟性を改善するとケガは少なくなります。

『体が柔らかい人はケガが少ない』と昔から言われていますね。メジャーやプロ野球で活躍しているイチロー選手はネクストバッターボックスでは、常に体を動かしていると聞いたことがあります。


ストレッチの注意

① 無理をしない
無理に筋肉を伸ばそうとすると、筋肉やスジ(太い筋肉や腱)を痛める可能性があります。人と比較しがちですが柔軟には個人差や男女差があります。自分に合ったことを毎日できるように習慣にすることが重要です。

② 温まった状態で行う
冷えた状態では筋肉が硬いので「入浴後にストレッチを行う」または「事前に軽い運動を行う」ことでより効果が高くなります

③ リラックスして行う
精神的に緊張しているときは筋肉も緊張しています。また、呼吸と止めると筋肉が硬くなります。リラックスして呼吸をして下さい。

④ ケガをしたときは行わない
捻挫などしたときは炎症を広げてしまう可能性が高いので避けて下さい。

⑤ ゆっくり行い、適度に伸ばした後は20秒程維持する
筋肉を早く動かすと体の防御センサーが反応して筋肉が硬くなり、逆効果です。


腰のストレッチ

① 椅子に座り、腰をねじります。ひじ掛けか背もたれを持つと、より腰がねじれ効果が高いです。
② 10秒程維持しましょう。
③ 四つん這いにになる。(1分間維持するだけでも効果があります。)
④ お腹をグッと上に引き上げて、背中を丸める。
⑤ 背中をガクンッと下に落として、背中を反らせて1分間保持します。(肩甲骨の間を下に落として、骨盤を前に傾けるようにして下さい。)

最近は若い人ほど冷え性に悩んでいるとよく聞きます。
男性で約35%、女性で約73%もの人が冷えを感じており、ストレス・長時間のスマホやパソコン・食べ過ぎ・飲み過ぎの方に多い傾向があるようです。

冷え性からくる症状は、肩こり・腰痛・頭痛・貧血・動悸・めまい・肌荒れ・生理不順・免疫力の低下などがあります。
冷え性にタイプがあるのはご存知でしょうか?大きく分けると3つに分類されます。


1.四肢末端冷え性

主に手足の末端が冷えます。特徴としては、10~40代の女性に多く、いつも手足が冷たくて、汗はあまりかかない。食事量は少なくて、冷えを感じているときにおこる症状は頭痛が多い傾向にあるようです。

原因は『自律神経の乱れ』と『栄養不足』です。私たちの身体は外気に関係なく、体温は一定に保つようになっています。夏は汗を出して身体から熱を放出し、冬は温度を上げるためにブルブルとふるえます。熱の上り下がりは血管を縮めたり広げたりして調節していますが、その調節をしているのは自律神経になります。

無理なダイエットで食事制限することにより、熱を作り出すカロリーの摂取量が不足します。そうなると、低体温が続き、熱を作り運ぶ機能が低下した状態になり冷え性になってしまいます。また、筋力不足は血液の流れを低下させます。

慢性的な疲労感と運動不足を意識すると、四肢末端冷え性が改善されるかもしれません。


2.下半身冷え性

下半身に熱が運べなくなってしまう冷え性です。中年男性や更年期の人に多く、足だけ冷えて、汗は上半身にだけかきます。冷えを感じているときにおこる症状は上半身がほてる傾向にあるようです。

一番の原因は加齢です。また、お尻の筋肉が硬くなっている人もおられます。ウォーキングなどの軽い運動や足湯、湯船でふくらはぎのマッサージをして下肢の血液循環を促進すると改善されるかもしれません。

3.内臓型冷え性

特徴は、触ると温かいが全身に汗をかきやすい。食事量は多めで、寒い場所にいると腹部・太もも・二の腕が寒く感じ、お腹が痛くなり張りもあることが多い。

原因は『自律神経の乱れ』と『筋肉量不足』四肢末端冷え性と同じで血行不良により内臓が冷える。自律神経が正常に働かないので内臓を冷やしてしまい、全身に汗をかきやすいので身体を冷やしてしまう。

会社での人間関係や悩みで精神的ストレスを感じやすく、過労による身体的ストレス、不規則な生活や睡眠不足、アルコールや冷たい物の飲み過ぎ、偏った食生活、お菓子や甘い物の過剰摂取などは全て自律神経に関わってきます。

半身浴で身体の芯から温め、腹巻をすることもお薦めです。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行い、食事はごぼうやれんこんといった根菜類を食べるように意識してください。

①    お腹に手を置いて3~4秒かけて鼻から息を吸います。お腹が膨らんでいる事を意識してください。

②    身体から悪い物を出すイメージをしながら6~8秒かけて、お腹と背中をくっつけるように口から息を吐きましょう。唇を前に出し「ふぅ~」と吐くようにしましょう。

上記の①と②を1セットとして、3回または5回繰り返します。時間を記載していますが、つらくないように行ってください。
終わった後はコップ一杯の水を飲みましょう。

ストレスを感じた時や緊張している時などもオススメです。良かったら試してくださいね。

・なるべく規則正しい生活を心がける

・上向きに寝た状態か椅子に座った状態で深呼吸する。

・朝食は必ず取り、3食なるべく決まった時間に食事する。

・甘い物は控える。

・経済的に余裕のある方はサプリメントや漢方をとりましょう。

・ウォーキング(出来れば30分以上)、ジョギング、サイクリング、水泳、といった気持ちよく行える有酸素運動を行う。

・40℃以下の湯に休憩しながら長く浸かる。

・運動の後やお風呂上りにストレッチをする。

無理なく行えるストレッチで気分転換

① 仰向けになって膝を90度に曲げ、拳1つ入るぐらいに足幅を広げる。鼻から息を吸って、息を吐きながら両膝をゆっくりと開く。
背骨が曲がらないように無理のない範囲で足を開く。

② 両手は肩幅、両足は腰幅に開いて四つん這いになる。このとき、頭からお尻まで一直線になるようにする。
重力に任せてお腹をダラ~ンと垂らす。息を吐き出し、お腹を引き上げる。

③ うつ伏せに寝ころび、手は両肩の横に置いて、肘は天井に向ける。このとき、へそは天井に引き上げ、お尻はかかとの方に伸ばすイメージで行う。息を吐きながら弧を描くイメージでゆっくり頭を持ち上げる。息を吸いながら、ゆっくり戻す。

人参、かぼちゃ、レバー、うなぎ 等
ビタミンAが豊富であり、イライラ時に排出されるホルモンを作り出す。※オリーブオイル・亜麻仁油・シソ油と一緒に取ると効果的。

納豆、豚肉(ヒレ・モモ)、玄米、胚芽精米、大豆、きなこ、うなぎ、たらこ 等
ビタミンB1が豊富で、イライラを防ぎ集中力を高め炭水化物をエネルギーに変える。不足するとイライラする。集中力が続かない。異常に眠くなる。疲れやすい。
※「アリシン」が多い、ニンニク・たまねぎ・長ネギ・ニラ
※「クエン酸が」多い、レモン等の柑橘系・お酢・梅干し・トマトと一緒に取ると効果的

わかめ等の海藻類
カルシウムが豊富で心臓のリズム調整や筋肉の収縮、不正脈等に関係する。不足すると手足のシビレ、足がつる(こむらかえり)。
※牛乳やチーズ等の乳製品からは吸収されにくい。

大豆、海苔、ひじき、わかめ、ゴマ、緑黄色野菜、魚、干ししいたけ 等
マグネシウムが豊富でカルシウムの吸収を促進させ、神経の興奮を鎮める。吐き気を抑える。異常な眠気。食欲不振。疲労回復。不足しやすい人は飲酒される方に多い。

貝、レバー、うなぎ、牛肉、チーズ、卵黄、大豆、そば、ごま、ナッツ、緑茶 等
亜鉛が豊富で体内酵素を活性化。有害物質を排出。コラーゲンを作る。シミやソバカスを消す。免疫を高める。生殖機能を高める。不足するとイライラや不安感がある。不足しやすい人はファーストフードをよく食べる人に多く、味覚が鈍くなりやすい

食物繊維の多い食べ物
きのこ類、海藻類、こんにゃく、野菜、納豆、玄米、枝豆、おから、煎茶、紅茶 等
腸内をゆっくり進むので副交感神経がはたらき、腸内環境が整い免疫力アップ、老廃物や疲労物質が排出されやすい。

お酢や辛い物
お酢やからい物は体が嫌がる物なので、排出作用が働く。排出作用がはたらくと消化器が動くので、交感神経より副交感神経が優位になる。

いちご、キウイフルーツ、柑橘系のフルーツ、葉物野菜(キャベツ)、赤ピーマン 等
ビタミンCが豊富であるが、水溶性のため水に流れやすい。老化防止、美肌、腸内の鉄吸収を高める。ガン予防。不足すると疲労感、食欲不振、不眠になる事もある。

少し意識して食事を変えてみてはいかがでしょうか?副交感神経を優位にする事で早期回復が望めます。

医療や介護では昔から行われている足浴ですが、自律神経(副交感神経)や精神的ストレス、免疫力向上や血液循環の促進、浅い眠りや不眠に効果があると研究者によって調査され実証されています。

最近では温泉地や温泉施設、駅の構内、空港、高速道路のSA、道の駅にも足湯コーナーがあります。どの季節でも気軽に行うことができて、術後で体力のない方や年配の方でも年齢を気にせずできて、全身浴と同じぐらいの効果があるので身体も気分も心地よくなれます。

足にはたくさんの骨や関節、靭帯、血管があり、ツボは48もあります。足は「第2の心臓」といわれるぐらい筋肉量が多く、筋肉が硬くなると血液循環が悪くなります。足を冷やすと体内の機能が低下して、新陳代謝も衰え、身体不調の要因となります。
現代人は運動不足やストレスなどが原因で足が冷えやすくなっており、心臓から一番遠いのも冷えやすい原因です。

足浴の効果は
①    血行がよくなり、全身が温まる
②    爽快感やリラックス効果がある
③    痛みや不快感を軽減させる。
④    風邪など病気に強い身体になり、疲労回復にも効果的
⑤    入眠を促し、不眠の改善
⑥    健康を維持できる
⑦    むくみ、美容やダイエットにも効果的
⑧    内臓が活性化してホルモンバランスが整う
⑨    自律神経のアンバランスを改善

ある実験で免疫力が上がることがわかりました。
40~41度で20分間足浴をして、20分後に採血をすると、ガン細胞をやっつける「NK細胞」の活性度が10人中7人も増加したそうです。さらに効果を高めるには足浴の後に足裏やふくらはぎのマッサージをしましょう。

さらに足浴は肝臓の負担も減らしてくれます。人の体で主に熱を作っているのが筋肉と肝臓です。
肝臓は解毒や栄養素の分解などをしています。足を温めることによって体温が上がると肝臓の負担を減らすことができて、腎臓も活発になるので尿が出やすくなり、むくみの解消やデトックス効果も期待できます。

足浴のやり方や注意点

① 足をつける洗面器やバケツを用意しましょう。健康器具として足浴器が売られていますが、くるぶしの上(指3本分)までお湯を入れる大きさで大丈夫です。
② ふくらはぎまで温めるほうが効果的なので、より効果を上げたい方は大きめのバケツを用意して下さい。
③ バケツの下にタオルやビニール袋を敷いてください。ビニール袋ですると膝下で結べるので保温効果が高くなり、お湯の温度が下がりにくいです。
④ 次にお湯温度ですが40度前後にしましょう。初めから熱くせず少しずつ温度調節して下さい。温泉や銭湯では40~42度の施設が多いです。糖尿病による知覚鈍麻や神経障害がある方はやけどになる恐れがあるので、ぬるめのお湯で行いましょう。心臓病・高血圧の方は血圧変動の危険があるので、時間を調整しながら低い目の温度(38度ぐらい)で行って下さい。
⑤ 
時間は10分程度を目安にして下さい。長時間の足浴は普通の入浴と同じようにのぼせてしまいます。

お風呂とは別に3回以上できれば効果的です。テレビを見ながらでも気軽にできるのでお試し下さいね。

「いくら寝ても寝た気がしない。」「早く眠ろうと思って布団に入っても眠れない」「朝スッキリと起きれない」「朝起きたら関節や筋肉が痛い」
「昼間にうとうとしたり、眠たくなる。」など多く該当する方は、良い睡眠が取れていない傾向があります。

睡眠時は浅い眠りのレム睡眠と徐々に深く眠るノンレム睡眠があります。
一般的にレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは1時間30分と言われ、5回サイクルの合計7時間30分眠るのが理想とされていますが、人間の研究データは難しいようです。この時間も統計学的に出されたものと思いますが、睡眠時間はサイクルの1時間30分の倍数が良さそうですね。

レム睡眠の特徴
・浅い眠りで身体は深く眠っているのに、脳が活発に動いている状態
・身体の疲れや筋肉の疲労回復
・トイレに起きる
・物事で目が覚めやすい
・脳は働いているのでこのときに目覚めるとすっきり起きられる
・夢を覚えている(はっきり思い出せるものが多く、ストーリー展開があり、ドラマ仕立てのようになっている場合もあります。また、目が覚めた時に内容を覚えていることが多く、他人に説明しやすい)
・記憶の固定をしている(スポーツや楽器など芸術的な技能、スポーツの運動技能を覚えることはレム睡眠時に記憶されます。)
・金縛りにあいやすい(「睡眠麻痺」とも呼ばれる生理的現象のひとつです。

金縛りは、正常な状態とは違って入眠期にレム睡眠が出現したり、お昼寝のような短い睡眠でレム睡眠が起こり目覚めた時に起こりやすいのです。レム睡眠中、脳は覚醒に近い状態ですが、筋肉の緊張が抑制されているため、筋肉が動きません。このときに何らかの要因で覚醒状態になると「脳は起きているのに身体は動かない状態」になります。
また、レム睡眠中は自律神経のコントロールがしづらく、呼吸や心拍数が変動しやすい状態でもあります。)

ノンレム睡眠の特徴
・深い眠りで脳も身体も休んでいる状態
・身体を支える筋肉は働いている
・副交感神経を優位にさせ、ストレスを消去している
・知識を覚える
・ホルモンの分泌をしている

ノンレム睡眠は1~4段階の睡眠があり、1段階のノンレム睡眠時は、声をかければすぐに目が覚める程度の浅い眠りです。2段階は、耳から入る情報をキャッチすることはできる程度に眠っている状態です。3・4段階は徐波睡眠や深睡眠期と呼ばれ、身体も脳も休んでいる状態です。多少の物音では目覚めないため、大声で呼びかけたり、身体を揺さぶったりしないと起きません。
また、3・4段階は睡眠初期の3~4時間程度までで、5時間以降はレム睡眠とノンレム睡眠の2段階までを繰り返しています。睡眠の質が良いかどうかは睡眠初期が重要になってきます。

あなたの健康はあなたの意識と少しの手間で変わります。あなたが健康になることで、あなたのご家族も笑顔になることを願っています。

前回に続き、睡眠について書いていきます。「皆さんは何時に布団に入りますか?」

日本には四季があるので、夏と冬では太陽が昇ってくる時間や沈む時間が違いますが、土日だけゆっくり10時に太陽が昇るとか金曜だけ15時に沈むとかはありません。休みだからと言っていつまでも寝ている状態では体内リズムを壊してしまいます。

人の体には朝起きて日の光を浴びると15時間後にメラトニンという体内リズムのホルモンが分泌されます。メラトニンが分泌されることによって眠りを誘うようになっています。そのため、朝ゆっくり起きると自然と寝る時間が遅くなってしまい睡眠時間が削られます。
休み明けの月曜の朝が辛く、睡眠不足の状態で仕事に行っても効率が上がることもなく、つらい1週間になり、睡眠不足を休みの朝で補うというドロ沼化しないように習慣化していきましょう。

5000年以上の歴史がある書籍には夜は10時までに寝て、朝は6時前に起きることが健康の秘訣と書かれている書籍もあります。
また、美容に興味のある方はご存知だと思いますが、夜の10時から朝2時はホルモンの分泌が一番活発でゴールデンタイムとも言われていますよね。美肌だけでなく、この時間に眠れている人は免疫力も向上し、傷や疲労回復・病気にも効果があります。

休み前の日は夜更かしをせずに、早くに寝て早起きをしてみてください。朝は凄く効率が良く休日も長く感じられ、気持ちも充実して夜も気持ちよく眠れますよ。

ナポレオンやエジソンの睡眠時間は3~4時間だったと言われています。「本当に!?」と思う方もおられると思いますが、昼寝を多く取っていたそうです。なかなか昼寝できる環境がないかもしれませんが、もしあるのなら30分以内の昼寝がオススメです。30分以上の昼寝はノンレム睡眠の3・4段階に入ってしまう可能性があるので、夜の睡眠に影響してきます。

最近では大手企業が全社員に15分の昼寝を徹底して行っており、脳が休まるので仕事の効率が上がり社員の残業時間が大幅に改善された会社もあるようです。融通の聞いてくれる会社に勤めている場合は、上司に直談判してみましょう。

あなたの健康はあなたの意識と少しの手間で変わります。あなたが健康になることで、あなたのご家族も笑顔になられることを願っています。

私たちが朝起きて太陽の陽を浴びると脳からセロトニンというホルモンが分泌されます。このホルモンは別名『幸せホルモン』と言われ、自律神経を整えて不安やストレスを軽減して、良好な心理状態にする役割をしてくれています。セロトニンは日中活動しているときに分泌されているのですが、冬は日照時間が短いので分泌が下がるかもしれませんね。分泌量が下がると下記の症状になります。

身体的症状
・疲れやすい、倦怠感、起きたときにスッキリしない 
・食べ過ぎ
・食欲不振
・肩こりになりやすい
・偏頭痛がでる
・痛みに敏感になる
・便秘
・下痢
・シミやシワなどの老け顔、暗い顔
・姿勢が悪くなる
・低体温
・免疫力の低下で病気になりやすい 
・PMS(月経前症候群)
・更年期障害
・手足が勝手に動く または 震える

精神的症状
・ボーっとする
・やる気が起きない 
・集中力がない
・怒りっぽくなる
・イライラする
・キレっぽい
・落ち込みやすい
・すぐクヨクヨする
・感情的になりやすい
・衝動的になりやすい
・何事にも過敏になる、敏感になりやすい
・欲求不満
・緊張しやすい
・ストレスが溜まりやすい
・依存症になりやすい など

うつ病やパニック障害などの精神疾患の服薬にセロトニンを増やす効果が含まれています。セロトニンが正常に分泌されることで「幸福感のある人生」と言えます。

夜はメラトニンという物質が分泌されますが、このホルモンが正常に分泌されるかはセロトニンが深く関わってきます。
メラトニンは『体内時計』や『概日リズム』と言われ、睡眠にかかせない大切なホルモンです。これが不足すると不眠や寝つきが悪くなったりします。メラトニンは朝日を浴びるとリセットされ約15時間後に脳内から分泌されますが、冬は日照時間が短いので過剰に分泌されることも考えられます。
メラトニンが増えることで「季節性うつ病」になることもあります。

季節性うつ病の特徴
・睡眠時間が長くなり、いくら寝ても眠たい状態。
・食欲旺盛になり、白米や粉物などの炭水化物と甘い物を食べたくなる。

当院では根本的に改善していくため、独自の検査法で自律神経やホルモンバランスの乱れを見つけ、整えていきます。

上記の症状でお困りでしたら、当院にお任せください。

私たちの体にはいくつぐらいの水があるか知っていますか?知識のある方は60%という数字が出てくると思います。
では、1日にどのくらいの水を飲めば良いかご存知ですか?今回は水分を摂るメリット、水分の役割、1日に必要な水分量について書いていきます。

十分な水を摂ると
・疲労回復に効く▶︎体内にある老廃物や疲労性物質を排泄してくれます。
・イライラを防ぐ▶︎水には興奮を鎮める鎮静作用があります。
・美容の大敵、便秘に効く▶︎水が不足すると尿量や便量が減り、便が固くなりやすいです。
・下痢にも効く▶︎体に有害なものや不都合なものを出す作用が下痢になります。下痢からの脱水症状も防いでくれます。
・ダイエットに効果的▶︎代謝活動には水を必要とします。水が不足すると体脂肪の燃焼が十分に行えなくなり、脳や筋肉の活動も不十分に行えなくなります。
・美肌を保ち、しわ予防になる▶︎皮膚には72%もの水が含まれています。うるおいのある美しい肌を保つには内側からも水を与えて下さい。
パリコレのモデルも一日の水分量を気にされているそうです。「水を飲むようにしたら、鼻の周りにあったブツブツがなくなった。」という声もあります。
・二日酔いに効く▶︎水は毒を薄めるのに凄く適しています。飲み過ぎた日はたくさんの水を飲んで排泄しましょう。
・味覚異常に効く▶︎外食は濃い味付けになっていることが多いので、ジュースやお菓子の代わりに水を飲みましょう。
・様々な病気の予防や改善に期待できる▶︎自律神経・胃腸の不快感・高血圧・高脂血症・糖尿病・動脈硬化・結石・心筋梗塞・脳梗塞・ガン など

水の役割

体内の細胞に70%以上、組織と組織の間に約20%、血液に8%の水があり、その水が体内を巡っています。1日で腎臓を通過する水の量は、約180ℓもあります。驚きですよね!!

私たちの生命の維持のために必要不可欠な水は、
①   酸素や栄養分を血液(80%は水)によって身体中に運び、老廃物は体外へという運搬をしています。
②   皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して体温を一定に保つように体温調節をしています。
③   新陳代謝がスムーズに行われるよう、体液の性状を一定に保ち、環境維持をしています。

1日の必要最低限の水分量

1日の最低限の水の量は体重が50㎏の人は1.5ℓ、60㎏の人は1.8ℓ、70㎏の人は2.1ℓの水が必要になってきます。理想をいうと1.5~2倍の水はほしいです。1日3ℓの水を飲めば、50㎏の人は10日で体の水分を綺麗な水に入れ替わることになります。
初めはつらいかもしれませんが、徐々に慣らしていきましょう。

肩こりや腰痛ってとても辛いですよね。
肩こりや腰痛で悩んいる方に「お風呂に浸かっていますか?」とお聞きすると、シャワーで済まされる方が多いです。

シャワーだけで済ませてしまうと体の表面しか温まっておらず、老廃物が溜まりやすく血流循環も悪くなり、身体が冷えて肩こりやむくみ等になりやすいです。そして、汗の中のアンモニア濃度が高くなり体臭がきつくなります。免疫力も低下しやすいので風邪を引きやすい等病気に弱い体質になってしまいます。また、自律神経(副交感神経)にも良くない影響が懸念されます。

湯船に浸かる事で水圧がマッサージと同じ効果になり、筋肉疲労や肩こりや腰痛の軽減になります。湯船に浸かり体温を上げて免疫力と血液循環を向上し、内臓も活性化させましょう。

お風呂についてのアドバイス

入浴前後に1杯の水を飲みましょう。
入浴中の発汗により血液粘度が高まり、ドロドロになるのを防いでくれます。

身体を芯から温めるには、熱い湯船に短い時間で入浴されるよりも、一度に長時間入浴されるよりも髪を洗うなど休憩しながら入りましょう。

銭湯に行くと風呂上りに牛乳を飲まれる方もいらっしゃると思いますが、牛乳に含まれる「ビタミンA」がお風呂上がりに乾燥した肌を内部から防いでくれ、少しきつめの運動やお風呂上がりに牛乳を飲むと肝臓の働きが促進され、血液中の水分が増える効果があるようです。体内に水分を蓄える機能が高まるので、これを一週間に3回、4週間続けると発汗機能が20%アップするようです。

そして、体が温まると毛穴が開き余分な脂質や毛穴の汚れ、溜まっていた老廃物や雑菌をキレイに洗い流すことができるため、美容にはとても効果的です。熱いお湯で短い時間の入浴だと、肌に本来必要な皮脂まで流れ出してしまいます。入浴後のお肌は想像以上に水分が失った状態になっているので、なるべく5分以内に保湿ケアをすることが大切です。

お風呂に入るタイミングは入浴後体温が下がるときに睡眠に入りやすいので、寝る二時間前に入るのが良いとされています。カルシウムは寝ている間に吸収され、骨を作るばかりではなく、筋肉の収縮を調整する役割があるから筋肉の疲れをとってくれます。さらに、神経の興奮にも調整作用があり、貧血対策にもなります。

健康的な身体を手に入れ、『笑顔溢れる日々を』過ごしていきましょう。

みなさん『夏バテ』は知っている方が多いですが、『冬バテ』という言葉を聞いたことがありますか?
夏より冬の方が体調を崩しやすい方は冬バテかもしれませんね。

冬バテの症状は以下のようになります。
・身体がだるい
・肩がこる
・冷え性になる
・頭痛がする
・むくみ
・風邪やインフルエンザにかかりやすくなる(免疫力の低下)
・胃腸の調子が良くない
・やる気が出ない
・イライラする
・便秘になる
・下痢になる
・便秘と下痢を繰り返す
・寝つきが悪い
・寝てもすぐに目が覚める など

症状を見てもらうと察しの良い方は気付いたかもしれませんが、冬バテの原因は自律神経です。自律神経の役割は様々ですが、体温を調節しているのは自律神経になります。
寒くなると室温を快適な温度にするため暖房を入れますが、それにより外気との温度差が大きくなることで自律神経に負担がかかり乱れやすくなります。暖房を強く入れすぎないようにすることで自律神経の負担が減ります。

また、寒いので活動量が減る傾向になるため、運動不足となり筋肉量が下がり、血液循環も悪くなってしまうので、肩こりや冷え・便秘などの症状が出てきます。
マッサージで血流を促進することで肩こりや冷えを軽減できますが、当院では根本的に改善していきますので自律神経の乱れを整えていきます。

上記のような症状でお悩みの方や自律神経の乱れがあるか気になる方は当院にお任せください。